デザイナーの思い

WoobBoard KUKU デザイナー・シェイパー 高森康博

私が、アライアに出会ったのは、コンペティターとして現役の選手でトライフィンが当然のように思ってた時、先輩サーファーが、板切れボードで、ターンなしにスピードあるライディングを目にしたのが、始まり。

それを貸してもらって、なかなかテイクオフが出来なくて、悔しかったこと。乗れば、今までターンを繰り返し加速したのが、ただ立ったままで、トップスピードが出ているのに感動したこと。が、私のサーフィン感が180度変化するきっかけになりました。

 その時、素材としての木製の可能性。シンプルのかっこよさ。無重力な乗り心地。に取り憑かれたと思います。

木の独特な、しなりが、最速の加速を生む。まるで水の上に浮いてるかのような無重力感を味わえる。

 

有害な素材で無理にボードを作らなくても良いのでは。確かに、波の状況、条件に合わせないと乗れないボードではあるが、これこそが、波乗り本来あるべきこと。波が良い時に波乗りをする。

波が悪いとか、ボードのせいにして海の中で文句を言うこともなくなるんじゃないか?

こんなピースフルで、初心者のころのテイクオフの喜びを感じさせてくれるボードがエコアンドグリーンであり、山川海をつなぎ、守るのではという考えが芽生えたのを思い出します。